1952-03-27 第13回国会 参議院 本会議 第25号
廃止いたさんとする法律は、船舶の国家使用制度が昭和二十五年四月一日から定期用船制度に切替えられましたので、帰還輸送及び米国貸與船関係の船員以外のすべての船員が船舶運営会を退職することとなりますが、これらの船員は直ちに船主に雇用されまして、失業することとなりませんから、退職金は船舶運営会退職の際支給しないで船主に交付しておいて、これらの船主と船主との雇用関係が消滅したときに船員に交付するように法律を以
廃止いたさんとする法律は、船舶の国家使用制度が昭和二十五年四月一日から定期用船制度に切替えられましたので、帰還輸送及び米国貸與船関係の船員以外のすべての船員が船舶運営会を退職することとなりますが、これらの船員は直ちに船主に雇用されまして、失業することとなりませんから、退職金は船舶運営会退職の際支給しないで船主に交付しておいて、これらの船主と船主との雇用関係が消滅したときに船員に交付するように法律を以
これは実は民営管理と申しましますか、一部定期用船制度に切りかえました結果、船の動き、あるいは船の船員による補修等が非常によく行われまして、從來平均して七二%程度でありました稼働率が、八二%程度に上つているのであります。この点から、数十万トンに上る新しい船腹が生れているというような状況に相なつておるという事情と相関連して指令待ち待船が多いのであります。
昨年九月二日総司令部の指令によりまして、從來から行われておりましたところの、船舶の國家使用制度が、本年一月二十六日に公布されました船舶運航管理令によりまして、本年四月一日から定期用船制度に切りかえられましたので、在外邦人の帰還輸送及び米國貸與船による占領軍関係物資の輸送業務に從事する船員を除く、すべての船員が、船舶運営会を退職して、ただちに船舶所有者に雇用され、または雇用されるに至るのでありますから
從いまして從來とは海運管理令に対する私どもの考え方が多少変つたわけでありまして、定期用船制度で当分行く限り、現在の政令は当分存続せざるを得ない、そういたしますると、四ヶ月という短期間にすることは、却つて各方面にいろいろの手数を煩わすというので、從來の六ヶ月という期間に立戻つたような次第であります。